Oちゃん、無情

ソフトFix*1だというのに、新たなバグが出ました。しかも、リブートしてしまうとゆー重度バグです。バグが出たモジュールの担当はK田君でしたが*2、あろうことかK田君は風邪をひいてしまい、熱を出して休んでます。仕方ないので他のメンバーで泊まり込みで対応に当たっていました。
ところが、おでこに冷えピタを貼ったK田君が、ひょっこり出社してきました。
あれ、どした? もう治ったのか?
K田君 「いえ、治ってません。熱も下がってません。とってもツライです」
じゃあなんで出社してきた? 休んでいいって言ったのに。
K田君 「Oちゃんから『出てこい!』って電話があって‥‥」
Oちゃん 「あ、私が呼びました」
K田、いい同期を持ったな。(汗)

しかし、冷えピタを取っかえひっかえおでこに貼っては、
K田君 「あ、ちょっとだけ、熱が下がったかも‥‥」
なんて言ってるK田君がツラそうなので、やっぱり帰らせることに。


一方、
M君@Windows 「三島へ帰らなきゃならないんで、一日だけお休みをください」
三島へ帰るぅ? なんでだよ。女が待ってるのか? だったら帰らせてやる。
M君@Windows 「はい、待ってます。かわいい猫ちゃんが」
ね、猫ちゃん? この男、いつの間に。また新しい彼女ができたのか?
M君@Windows 「メス猫なんです」
本物の猫かよ! じゃあだめ帰っちゃ!

三島帰りを中止したM君は、K田君が帰った後も、さらさらストレート・ヘアーの上に集中力の輪を輝かせ、根気よく解析していました。
でもなぁ、いくらM君でも、このバグは複雑そうだし、担当のK田がいないんじゃ、こりゃダメかもな。
間に合わなかったときのために、メーカーと交渉していると、
M君@Windows 「解明しましたぁ!」
なにっ、解ったか! じゃあ説明してみろっ。
ホワイトボードにシーケンスを書きながら、バグの原因を説明するM君。
おおっ、素晴らしい! すべての筋がビシャっと通る!
パチパチパチ‥‥。メンバー全員がM君に向けて、深夜の大拍手喝采

ところが、翌朝‥‥
M君@Windows 「ハズレでした」
は?(-o-;
M君@Windows 「原因は他にあるみたいです。ボクはもう疲れました。今週末は三島に帰らせてください。ボクの帰りを待ってるんです、メス猫が」
‥‥そろそろ新しい彼女作ったら?

*1:残バグをゼロ件にして、リリースすること。

*2:実際に作ったのはK田君じゃありません。