はじめての異動

惨劇のKプロジェクトがなんとかカットオーバーし、へろへろになって現地から戻ってくると、
副本部長「お前を異動させることにした」
い、異動ですくわ! そんな突然! いったいどこへ行けとっ?
副本部長「○○部へ行け」
○○部って、えーと、どこにあるんでしたっけ?
副本部長「新宿だ」
‥‥とゆーわけで、入社してからはじめて異動することになりました。

「おささん、また火事場ですね。○○部のMプロジェクトでしょ? あれは大変ですよー」
「いったいナニやらかして異動になったんですか? やっぱ、アレ?」
「いよっ、火事場の似合う男!」
かましい! つーか、やっぱアレのせいで飛ばされるんかな、ボク。。。

異動初日。新宿の○○部のドアを叩く。
こんにちわー。おさでーす。今日からこちらにお世話になることになりましたー。
Oさん「おー、来たかー。新宿へようこそ! さっそく案内するよ」
はい、お願いします。
Oさん「まずは席の配置だけど、ボスはあそこに座ってるから」
わかりました。すぐに挨拶しときます。
Oさん「で、寝袋はここに積んであるから」
うわー、たくさん積んであるー。って、ちょっと待ったー! 案内の2番目が寝袋の場所ですくわ?! それって、なんかおかしいだろ!
Oさん「あとは追々説明するから」
終わりかよ! まだボスの席と寝袋の場所しか教わってねーぞ!

初日は寝袋を使うこともなく、終電で帰宅することができた。
ただいまー。あ、俺さ、今日から異動になったから。
女房「異動になった? なんで? なんかやったろ」
うん、やらかした。。。
女房「新しいお友達はできた?」
できねーよ! まだ初日だぞ! てゆーか、質問がおかしいだろ! 小学生の転校じゃねーっての!