隣に立っていた女

クリスマス・イブの夜。某駅にて、20歳くらいの女性が、ケータイで友人にこんな電話をしてました。
「どーしよー、ねぇどーしよー。イブだってのに、マサヒロと喧嘩しちゃったよー。今夜は会ってくれないって言うのぉ〜。どーしたらいい? ねぇどーしたらいーのー。アタシ、今夜はひとりぃ?」
彼女の声は雑踏にかき消され、そこから先の会話が聞こえませんでした。もっと聞きたかったのに、残念です。