お宅のデスクトップ拝見

5年ほど前、『あの人の「手帳」が見たい』*1という本を買いました。表紙には

覗いて盗め! 名人たちの(秘)手帳術

と書かれてあり、カバーの裏には

「ひとの手帳を覗いてみたい」
なんて思ったこと、ありますよね?
お応えしましょう! そんなあなたのご希望に。
そして、覗くうちに――きっと見つかります。
あなた自身の「手帳術」!

と書いてあります。

私はこの本を何度読み返したか分かりません。この本の中で手帳を公開してくれている人たちは、舛添要一氏をはじめ、「よくこの人が見せてくれたなぁ」と感嘆してしまう、そうそうたる顔ぶれです。

手帳を見ると、その人の仕事ぶりが分かります。使っている手帳には人それぞれの個性があり、人それぞれの工夫があり、人それぞれの手帳術があります。だからこそ、自分より仕事ができる人の手帳は覗いてみたくなるのです。


一方、ここ数年すっかりUNIXの仕事から離れてしまったものの、自称UNIX屋である私は、この業界の著名人たちのデスクトップをぜひ見てみたいと思っています。デスクトップばかりでなく、例えば私はzshを愛用していますが、他人の.zshrcには興味がありますし、普段の仕事でどんなツールを使用/作成し、どう活用しているのかという点にも、非常に興味があります。

そんなわけで今回は、私のLinuxデスクトップ環境を公開します。


私は仮想デスクトップを4つ使用しています。その昔、ばりばりにプログラミングしていた頃は6つ使用していましたが、最近では3つか4つに落ちついています。

その昔、仮想デスクトップをサポートしたウィンドウ・マネージャが存在していなかった時代は、仕方ないので自作していました。今は便利になりましたね。(^^;

仮想デスクトップ #1 ― E-mail、Webブラウジング

返信を書かねばならないメールが多い日は、デスクトップを切り替えることなく、ここだけで一日が終わってしまうこともままあります。
昨年のこと、このデスクトップを見て、「おささん(←私のこと)って、Mac使いなんですか」と言った不届き者のケータイ屋がいました。(どこがMacなんじゃい!)

仮想デスクトップ #2 ― ktermいっぱい

この歳になるとプロジェクト管理ばかりで、顧客に納品するプログラムを自分で書くことは滅多にありません。でも私は、根本的にプログラミングが大好き。なので、プロジェクト環境周辺ツールなどを、時間を見つけては書いたりしています。最近はRubyに惚れてます。
それはともかく、プロンプトが派手ですみません!

仮想デスクトップ #3 ― 文書作成

主に文書を書くための環境です。プログラミングにはviクローンのVimを使用していますが、E-mailをはじめ、日本語文書はXZで書いています。が、XZ上ではWZのマクロがすべて動作するわけではないので、なんとかしてください!>山口さん

仮想デスクトップ #4 ― 各種サーバへのtelnet

プロジェクト(お仕事)で使用している各種サーバにアクセスするための環境です。 中身をお見せできないので(そりゃ当たり前だ)、図ではすべてのウィンドウをアイコン化しちゃってます。
それはともかく、この壁紙、かっこいいでしょ。闇に浮かぶ35番発射台に立つ「ディスカバリーSTS-65の写真です。(^ ^)


もし「デスクトップ自慢」の人がいましたら、ぜひ見せていただきたいと思います。特にLinuxにこだわらず、WindowsでもMacでも構いませんから。

*1:ISBN 4-478-74015-1