子連れバー

休暇を取ることができたある日。夜になってから子どもたちを連れて、Valoreへ飲みに行く。

出かける際、本当に子連れで行ってもいいのか、とっても不安だったので、Valoreへ電話をかけてみる。
「あのー、子連れで行っても、よろしいでしょうか?」
「‥‥。(汗)」
電話の向こうでフリーズするマスター。が、「構いませんよ」と言ってくれたので(その声は上ずっていたが)、強引に行くことに。

てゆーか、子連れでバーへ飲みに行くような男でいいのか俺はっ! 今度そこんところを酒でも飲みながらじっくり話し合おうじゃないか! オレ自身と! もしくは『スクール・ウォーズ』のように銭湯で背中を流し合いながら裸同志で話をしようじゃないか! やっぱりオレ自身と!


オレンジ・ジュースを一口飲み、グラスをコースターの上に戻し、頬杖をついた次女。そっと口を開き、そこで一言、
「ああぁ‥‥いい感じ‥‥」
いいい、色っぽいじゃないか!(="=; 三才の娘が言うセリフじゃないぞ! そーゆーセリフを言うのは、カウンターの席に足が届くようになってからにしなさい!d(-"-;;

しかも、ソーセージ食べてお腹いっぱいになって、イスの上で横になって寝ないよーに!