m_ts - メール本文先頭の不要行削除

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最新版

概要

これは秀丸メール用のマクロです。秀丸エディタ本体でも動作しますが、使用機会はないと思います。

このマクロの機能は下記の3つだけです。以下、「本文の先頭」とは、秀丸メールの場合はヘッダ部を除くボディ部の先頭、秀丸エディタ本体の場合はファイルの先頭を意味します。

  1. 本文の先頭にInterScan Messaging Security Suiteが勝手に挿入したメッセージを削除します。
  2. 本文の先頭に無意味な空行がある場合、それを削除します。
  3. ついでに、本文の末尾に無意味な空行がある場合、それを削除します。

InterScan Messaging Security Suiteなどを使用していると、パスワード付きの添付ファイルがあったりすると、メール本文の先頭にこんなメッセージが入ります(便宜上、長い行を折り返して表示しています)。

From:     おさ@怪発室 <osa@www.cml2-ccs.jp>
Date:     Wed, 20 Feb 2008 12:24:08 +0900
To:       osa@www.cml2-ccs.jp
Subject:  添付ファイル送信のてすとっとー!

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警告:添付ファイル test.zip/test.txt はパスワード保護されていたため、
InterScan MSSによる検索を実行することができませんでした。
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警告:添付ファイル test.zip/test.txt はパスワード保護されていたため、
InterScan MSSによる検索を実行することができませんでした。
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こんにちは、おさ@怪発室です。

これはテストだで。

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// おさ@怪発室  http://www.cml2-ccs.jp/~osa/
// そんなあなたに読まれたい。

これがウザい、とにかくウザい、ああもうウザいったらありゃしない、ちょっと誰かなんとかしてよ! そんなあなたがこのマクロを実行すると、上記のメールは次の通り編集されてすっきりできます。

From:     おさ@怪発室 <osa@www.cml2-ccs.jp>
Date:     Wed, 20 Feb 2008 12:24:08 +0900
To:       osa@www.cml2-ccs.jp
Subject:  添付ファイル送信のてすとっとー!

こんにちは、おさ@怪発室です。

これはテストだで。

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// おさ@怪発室  http://www.cml2-ccs.jp/~osa/
// そんなあなたに読まれたい。

具体例

前節の例で具体的な実行例を示します。

マクロ実行前

上図のように、対象となるメールが表示されてる状態で、このマクロを実行すると、下図のようにメール本文先頭から余計な行が削除されます。

マクロ実行後

私はツールバーにこのマクロを登録し、ワンタッチで実行できるようにしています。

制限事項

  1. 不要な行として認識するのは、空行の他には、InterScan MSSの警告メッセージだけです。しかも決め打ちしてます。

更新履歴

Ver.1.03 2009/4/3
「パスワード保護されていたため‥‥」のメッセージも削除できるようにした。

Ver.1.02 2008/8/21
本文末尾の無効行として、単なる空行だけでなく、本文のない引用行も削除対
象に加えるようにした。すなわち、">" とスペースだけの行も削除する。

Ver.1.01 2008/4/21
本文末尾の無意味な連続空行を削除する処理を追加。

Ver.1.00 2008/2/20
ウザくてしょーがないので昼休みに速攻作製。
あまりにも芸のないマクロのため、秀丸メールマクロライブラリにはアップせず。