お好み焼き
関連話: 2004/10/14「F所長のプルコギ」
こんな時間になっちゃいましたけど、晩ご飯どうします? 食べて帰ります?
M部長
「俺は別にどーでもいいけど」
F所長
「お好み焼きだっ。お好み焼き食いに行こうっ」
お、お好み焼きぃ?(-"-;
F所長
「この先においしいお好み焼き屋さんがあるんだよ。そこへ行こう。ただし、その店な、アベックばっかなんだ。(笑)」
い・や・だ。ぜってー行かねー。だって想像してみてください。そんな店に、オヤジ3人で行くんですか? 浮きますよ? 空飛んじゃいますよ? それに私、お好み焼きは広島風以外は食う気になりませんっ。
F所長
「ちっ、しょーがねーなー。それじゃスパゲティにすっか」
お、いーですね、スパゲティにしましょー。おっと、ちょうどここにスパゲティ屋さんがっ。ここに入りましょー。d(^ ^)
F所長
「ばーか、食わねーよ、スパゲティなんか」
なななんだそりゃあ! あんたが今スパゲティにしよーって言ったんだろーがっ!
F所長
「やかましい! とにかくお好み焼きだ!」
仕方ないのでお好み焼き屋に行きました。店に入ると‥‥案の定、アベックと、他には女性の団体さんしかいません。入った瞬間から浮いてます、オヤジ3人がふわふわと。。。
言っときますけど、私は作れませんからね。
F所長
「心配すんな、俺が作ってやっから」
ええっ、F所長が作るの?(汗) 何から何まで奥さんにやってもらってるこの人が、お好み焼きを作れるとは到底思えない。(汗)
F所長
「もういいだろ。ほらっ、食えっ」
ええっ、もう?(汗) まだ焼けてないと思いますけど‥‥
F所長
「いーんだよ、これくらいで。第一、もうこれ以上は待ってらんない。ぱくっ。おっ、だいじょーぶ、焼けてる、食える。ぱくっ。まぁまぁだぞ」
どー見たって半ナマにしか見えないんですけど‥‥騙されたと思って食べてみると‥‥ああっ、やっぱり騙されたぁっ。(=.=; どーしてこの人は、待つってことができないかなっ。
この半ナマのお好み焼きを食べたせいで、M部長がお腹を壊さずに風邪をひきました。素直に腹こわせ!
F所長
「おっ、広島風があるぞっ」
そりゃあるかもしれないけど、作れんもん。広島にいた頃、いつもじーっと作り方見てたけど、まずは皿洗いから修行しなきゃ、素人がおいしく作れるわけなかろーもん。
F所長
「バカだねお前は。店の人に頼めばちゃーんと作ってくれるんだよ。すみませーん、広島風ください。作ってもらえます?」
店員さんが手際よく作り始め、ひっくり返すや、
F所長
「さぁできたっ、食おう」
できてねー! いーまひっくり返したばっかだろーがっ! どーして待てんのだ、あんたって人わ!
F所長
「だってさぁ、さっきはこれくらいでもう食ったじゃん」
だからさっきのはナマだったろーがっ! 俺はやだぞ。ちゃんとできあがってから、おいしく食べたいぞ。
F所長
「ったく、しょーがねーなー」
この際言っとくが、しょーがねーのはあんたの方だと思う。d(-"-;
ようやくできあがった広島風。期待しつつ口に運ぶと‥‥な、ナニこれ。ちっともうまくねーんだけど。(汗)
本場広島のお好み焼きが恋しいぞー!