初めての単身赴任 〜たわけ女房編〜
前作『広島巡業の夕べ』の際、あっさり広島で仕事が取れてしまい、単身赴任することに。
女房
「アンタが単身赴任なんかしたら、絶対に現地妻作るに決まってるっ!」
決まってねーよ、ぶわぁーか。(-.-)
女房
「さもなきゃ風俗デビューするに決まってるっ!」
そーゆーことは風俗行ける金よこしてから言え、だぁーほ。(-.-)
女房
「しまいにゃミジンコのメスにまで手を出しかねないっ!」
み、ミジンコ‥‥。(汗)
そんなもん、いったいどーやって口説けと? 仮に口説けたとしても、ベッドの上で、
「アタシはここよぉ」
「え? どこ? どこにいるんだ?(ぶちっ)」
「う”。(絶命)」
ってつぶしちゃうよ?
女房
「そーゆーわけだから、帰ってくる頃にはこの家は無いと思って」
なにがいったいどーゆーわけでそーなんじゃいっ!(-"-;
さー、果たして帰る家が残っているのか?! とってもドキドキの単身赴任でした。
女房から「一日に一回は電話しろ」と言われてたので、夜に電話。が、すでに就寝中で電話に出ず。翌日も夜に電話。が、やはりすでに就寝中で電話に出ず。そんなことが数日続き、ようやくつながったと思ったら、
女房
「どーして電話してこない!」
かけてたよ、毎日。
女房
「だったらなんでつながらなかったの!」
お前が寝てたんだろーが!
女房
「ほぉ〜ら現地妻だ。
やっぱり現地妻作りやがったっ」
だ、だめだ、こんな地球外生命体の女房とは会話が成立しない。(-"-;;
女房
「相手は人間か吸血鬼かミジンコかぁっ!」
あ、あのー、すみません。現地妻候補にミジンコ入れるの、やめていただけませんか?(汗) それともあなたの故郷の星では、そーゆーカップルが存在すると?(汗)
ここでなぜ吸血鬼が出てくるのかについては、2003/2/14「吸血鬼の彼女」を参照してください。
そうかと思えば、出勤前の忙しいときに突然電話してきて、
女房
「大変だ! 広島に巨大ヌートリア*1が出た!」
なにがどー大変なんだかわかんねー!
そんな話で朝っぱらから電話してくんなー!( -"-σ
女房
「今ちょうどテレビでやってるから、チャンネル合わせてみ!」
合わせねーよ!
女房
「どーしてよ! さてはやっぱり現地‥‥」
ちがーーーう!
女房
「ミジンコ‥‥」
だから現地妻候補にミジンコ含めるのやめんかー!
俺はいま出勤するところで忙しーんだよっ!(-"-;
女房
「なんだそっか。(ガチャン)(ツー、ツー、ツー)」
も、もしもーーーし。(-.-;
なんと驚け本テキストは三部作です。ちょっと短めの中編『こわいひと編』へつづけ。
2003/6/15注:
諸所の事情により、本テキストは前編を除き、削除されました。