しずかちゃんは媚びを売る女?!(再訪)

関連話: 2003/5/19

久しぶりに「ものすごいメールアドレスの男」からメールをいただきました。ブルーライト状態になってる私としましては、非常にありがたいです。今日はいつもとは違うアドレスからのメールでしたが、別のアドレスも取得したとか。

あのメアドじゃあ、まともに世間を渡れないような気がしまして

ごもっともでございます。(笑)
さて、メールの内容はと言うと、モスバーガーを食べながら、こんなん書いてくれました。まんま掲載させていただきます。

しずかちゃんの話で一言言いたくてメールしました。
ドラえもん世代」の小生にとって、黙って通り過ぎられない話題でございます。

突然のことながら、まあ言うまでもありませんが・・・・。
ドラえもんが22世紀から20世紀の野比家に(っていうか、「のび」のIME変換候補に「野比」があったことが今驚きです。あ・・・脱線)つまりやってきたのは、自分たちの悲惨な現在(のび太からみれば未来)を変えたくて、のび太の孫の孫(つまり玄孫(やしゃご)ってやつ?)のセワシくんがドラえもんを引き連れて、20世紀にやってきたというわけです。

んでもって、机の引き出しから突然出てきて、のび太の食っていた餅(ドラえもんがやってきた日は正月だったんですね。小学○年生の一月号から連載が開始されたのだから、まあ納得)をがっついて、のび太に見せた一冊のアルバム。その中にはのび太の未来が記録されていたのでありまして、今、手元にそんときの連載がないので、記憶をたどって紹介しますれば・・・

のび太は、ジャイ子ジャイアンの妹)と結婚する。
・ 大学受験に何度も失敗して、そのたび親からなぐさめのパーティーを開いてもらう。
・ 就職できなくて、自分で会社を始める。
・ その会社が火事で焼けて、莫大な借金を背負う。
・ その借金はあまりにも大きくて、100年たっても返しきれない。
・ おかげで、セワシ君のその年のおとし玉が、たった50円。

たしかこんなんたったはずです。

つまり、なにもなければ、のび太くんはジャイ子と一緒になったわけでありまして、それがどう運が変わったかどうかなってこうなって、いつの間にか未来では、しずかちゃんといっしょになっているという設定に変わっていました。
おそらくはまあ、ドラえもんが来たことが、大きな運命転換になったのでしょう。

と、ここで小生は、かの女子高生の説に異論を唱えなければなりません。

> その子がしずかちゃんを許せないのは、
> のび太以外の男性にも媚びを売っていたらしいことに
> 起因することも、重ねてご報告しておきます。

違います。

しずかちゃんは、「のび太以外の男性にも媚びを売っていた」のてはなく、最初はその男性(つまり出来杉くんですかな?)が本命だったのです。
のび太に対するやさしさは、単なる「憐れみ」でしかなかったのです。

それが、ドラえもんの登場によりさまざまな活躍(騒動?)を繰り広げていく中で、しずかちゃんは、のび太が持っている本当の魅力に気づき、二人は結ばれたのではないでしょうか?

ですから、小学生のしずかちゃんを、責めてはいけないのです。
のび太の本当の魅力に気づいて、その憐れみが「愛情」になるのはこれからなのですから・・・・。

ては、ノートの電池がなくなりそうなので、これにて失礼いたします。
モスバーガー久喜インター店からお送りしました。