吸血鬼の彼女
学生時代、深夜に部屋の明かりをすべて消し、ギターで『星も光りぬ』を奏でていたとゆー、そのまんま見かけ通りロマンチストで、解釈によってはちょっと変なヤツなボクですが、なぜか唇の右下に直径1cm大の楕円形のすり傷ができてしまいました。うっすらと血が滲んでて、これがまたヒリヒリ痛くてたまりません。
女房「どうしたのそれ。今度は吸血鬼の彼女ができたか?」
そーなんだよー、会うたびに血ぃ吸われて困っちゃうよー。
でも彼女いわく、それが愛情表現なんだってー。だから我慢してるんだボク。って、んなわけあるかいっ。(-"-;
会社へ行こうと玄関に降りると、
女房「帰ってこられるだけの血は残しといてもらいなっ。吸われ過ぎんじゃないよっ」
それじゃ今夜はあんまり吸わないでねって言ってみゆ。