深夜の唄

誰もいない休日の夜のオフィス。 自席の島を除いたすべての照明を消してみる。 すると、フロアの奥の方が見えなくなり、オフィスが広く感じられる。 ふと‥‥唄ってみる。
♪ ぐっなぁ〜い、ぐっな〜いぃ、べいびー、涙こぉらぁえて〜
声が反射して響き、エコーがかかったように‥‥てゆーか、なぜそこでその唄を! まだ30代なんだから、もっと新しい唄にしてください! お願いします!<誰にお願いしてんだ誰にっ。