俺の味噌汁は不味い。>ちゃぶぜん

「生姜焼き定食、お待たせいたしました」
「・・・」
「お客様、生姜焼き定食、お待たせいたしました」
「・・・」
「お客様、生姜焼き定食です」
「・・・」
「お客様っ、お客様っ!」
「は? え? 私?」
振り向くと、生姜焼き定食を持ったフロア担当のおねーさんが。
「そうです。生姜焼き定食です」
「私が頼んだのは、鶏肉のトマト煮込み定食ですけど」
「え”。(="=;;」
どうやら間違えたらしい。でも生姜焼き定食の方が高いし、あのまま間違えてくれてた方が良かったかも。などと考えつつ、さらに待つこと12分。
「お客様、先ほどは失礼いたしました。鶏肉のトマト煮込み定食、大変お待たせいたしました」
ようやく来た。ああ、腹減った。。。ぬ”。なんじゃこれは。味噌汁に色がないじゃないか。(-"-; しかも、具だくさんの味噌汁をウリにしてる割りには、ゴボウが2枚入ってるだけ。もしかして今夜はお吸い物か? ずずーっ。うえぇ。(=.=; こりゃやっぱり味噌汁だ。でも味もなんもない。さては、今夜の味噌汁を担当したアルバイトは新米か? それとも盛り付け担当が上澄みだけすくいやがったか?
隣の人の味噌汁を盗み見てみる。ちゃんと色がついてて、しかも具がたくさん入ってる。念のため、別のテーブル席に座ってる人たちの味噌汁も盗み見てみる。やっぱりちゃんと色がついてて、具がたくさん入ってる。

どーして俺の味噌汁ばっかり、いつも、いつも、いつも、いつも、不味いのだーっ!!